映えない

人生が映えない人間は写真も映えない

寄付

f:id:q050351:20231219003434j:image

この前、映画を観に日比谷に行ったら、有楽町駅前でミャンマーへの募金を募っている人たちがいた。

財布の中を見たら一万円札しか入ってなくて、でも小銭ってのもな、と躊躇して、その日2本目の映画を観る劇場に向かった。

でもなんだか気持ちが落ち着かなくて、結局コンビニに寄ってフリスクを買って札を崩し、寄付をしている人たちのところに戻って千円札を寄付箱に入れた。箱を持っていた人はうれしそうにありがとうございますと言っていたけど、自分はわりと人見知りなのであまり目も合わせられず、お金を入れたらそそくさと去った。でもそれで、わりとすっきりした。

それ以外にも、自分は毎月1500円を国境なき医師団に寄付している。別に裕福なわけじゃないけど、1500円ぐらいを毎月払うのは今のところそう大変ではない。

この前、自宅の最寄駅そばで赤い羽根募金をしていたのに何もできなかった。なんとなく「そういう目に見える場所でやっている募金はしない」みたいな不文律が自分の中でできあがっていたんだけど、最近は「それはなんか違うんじゃないか」と思っている。

というわけで、これから街頭募金を見かけたら、よほど怪しい雰囲気じゃない限りは1000円入れようと思う。そんなに毎日出くわさないしさ、街頭募金。

どうしてこういうことをわざわざ書くかというと、最近ラジオを聴いてたらパーソナリティが「俺はここに募金してますよ。なんかそういうのを隠したほうがいいみたいな風潮あるけどさ、むしろ言ったほうがいいのよ。それでほかの人も募金してみようかなと思うかもしれないし」みたいなことを言っていて、なるほどなと思ったから。

というわけで、これを読んだ人の中に「募金してみようかな」なんて気持ちが少しでも芽生えたらいいなと思うんです。