映えない

人生が映えない人間は写真も映えない

2020年師走のチラ裏日記

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FUJIFILM X-T2 + XF90mmF2 R LM WR

 

↑の写真とはまったく関係ないが、木村和平さんの写真展『あたらしい窓』を観に行ってきた。

bookandsons.com

会場は学芸大学から数分歩いたところにある古書店のBOOK AND SONS。木村さんの写真は1階と2階に展示してある。

最近の日本映画を観ている人なら、おそらく木村さんの写真はどこかで目にしているはずだ。今泉力哉監督の『愛がなんだ』や、今公開中の『佐々木、イン、マイマイン』のスチルを撮影しているのが木村さんなのである。

愛がなんだ

愛がなんだ

  • 発売日: 2019/09/27
  • メディア: Prime Video
 

映画のビジュアルになっている↑のシーンは劇中に登場しないものの(撮影はしたがカットされたらしい)、『愛がなんだ』といえばこの場面を想起する人は多いのではないかと思う。

劇中で若葉竜也が演じるナカハラというキャラクターが撮る写真も木村さんが手がけている。この写真がまたいいのである。ちなみに同じ今泉監督の『街の上で』(来年公開)の写真も木村さんが撮っている。これまたいいんだ。

写真展そのものについては詳しく触れないが、映画のスチルとは全然違うようでもあり、共通した何かがあるようでもある。展示の仕方はなかなか独特。どちらかというと2階のほうがギャラリーとして好み。天気が良い日のほうがより写真が美しく見える(夕焼け時とかよさそう。もう一度行こうかな)。興味がある人は実際に観に行ってみたらいいんじゃないだろうか。

あと僕はBOOK AND SONSで写真集の『あたらしい窓』を買ったのだが、このお店でささやかに売られている雑貨も好みで、レザーの小物入れ(2000円)、ドリップコーヒー(いくつ入ってるか忘れたけど700円)も購入してしまった。

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FUJIFILM X-T2 + XF56mmF1.2 R

 

帰りには「パスタバル ミキヤズ ぐりぐり」でランチ。パスタそのものがそれほど高くないから前菜、トースト、サラダ(量多め)、ドリンク、プチデザートがついても1500円にも達しない。それでいておいしい。なので今後学芸大学で食事をするときにはここに行ってしまいそうである。

 

↑これは『街の上で』主題歌のMV。実は映画はもう観たんですけど、とても面白かったです。