映えない

人生が映えない人間は写真も映えない

幸せな結末の続き

 

 

WBCの優勝もうれしかったけど、阪神タイガース日本一はもっとうれしい。

38年前の日本一のときはかろうじて覚えてるけど、自分は7歳だった。

まさか次の日本一を見るのが45歳になるとはね。

「これは夢じゃないだろうか」って何度も思った2023年シーズンだった。

今年は22試合現地観戦して13勝8敗1分、勝率.590。

日本シリーズはチケットが当たらなかったけど、10連勝して乗り込んできたカープを甲子園で返り討ちにした試合を生で見られたことは幸せだったかもしれない。あれは1つのターニングポイントだった。

オリックス阪神と似たようなチームで、投手力なら阪神がわずかに上、攻撃力はオリックスがわずかに上回るという印象だった。

日本一になるなら第6戦で決めるべきだと思っていた人は多いと思う。

その第6戦で山本由伸に抑え込まれ、もう駄目だと思った。

でも第7戦までやれたんだから十分じゃないかと思った。

それがどうだろう。ノイジーの3ランで一気に流れは阪神に傾いた。

青柳のボールにオリックス打線は戸惑っていたように感じた。

そして畳み掛ける阪神打線。

相手チームから見たらさぞ恐ろしいだろうと思う。

そんな打線を阪神が擁しているということが不思議だった。

リーグ優勝のときと同じく翌朝のスポーツ新聞を買い込んだ。

もう気持ちは連覇に向かっている。

といっても阪神だからそんなに順風満帆じゃない気もするが、言えることはただひとつ、

Go! Tigers!