映えない

人生が映えない人間は写真も映えない

ミニマリズム

Untitled

X100V

 

天気悪いし、あんまりカメラぶら下げて外出する空気でもないので、結局家でiPhoneばっかり見てる。

昨日、海外のX100Vユーザーのストリートフォト撮影風景をYouTubeで見ていたんだけど、けっこう大胆に撮っていた。撮影者が若くてまともそうな女性だから、そんなに問題にならない。

別にこれ、「女は優遇されてる」とか「俺たち男は冷遇されてる」とかそういう頭の悪そうな主張をしているわけじゃないです。

転じて、自分が街を歩いてるとき。カメラをこちらに向けている人がいると、「自分はこの風景の中にいたほうがいいのか、フレームから外れたほうがいいのか」と迷うことがある。例えば自分がいい具合にシルエットになってたりするのかもしれない、とか、近くの広告の人影と似たようなポーズを取っていて面白く見えるのかも、とか。

最近自分はミニマルな表現が好きなのだと気づいた。よく考えたら音楽のジャケ(エレクトロニカのアルバムぽいやつ)とかもミニマルなのが好きだ。ごちゃごちゃしてるものはあまり好きじゃない。

だったらミニマルフォトに邁進するべきだ、と思っているのだが、なかなかこれが難しそう。海外の動画のtips見ると、邪魔なものはひたすらフォトショで消してミニマルフォトを完成させたりしていて、なんだかなあと思ったのだけど、この考え方も今となっては古いのかもしれない。

そもそも家具とかもミニマルにしたいのに全然ミニマルにならない。たぶん本質的にはミニマルな人間ではないしそのセンスもないのだろう。でもなんとなく「こういう方向が好きだなあ」というのは見えた気がしている。

上の写真があんまりミニマルフォトになってないのはともかくとして。