映えない

人生が映えない人間は写真も映えない

東京ドームの売り子は積極的

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東京ドームで巨人を3タテしてしまった。

先月初め頃はこんなこと想像してもいなかったから、わからないもんだ。一時期は「もうチケット売ろうかな」とすら思っていたし。

状況が上向きつつあるとはいえ相手は巨人なので、1勝できればいいぐらいに思っていた。2勝したときも「3戦目は西純矢かー厳しいかな」と思っていたがほぼ圧勝である。

巨人は丸が不調なのと岡本が静かなこと、坂本ももうひとつ(2戦目で怪我したし)ということで、今が底なんだろうと思う。とはいえ開幕当初の阪神なら、この「底の巨人」にすら勝てなかっただろう。

ヤクルト戦では中野と小幡のホームランというレアな瞬間を目撃したが、このドーム3連戦では山本のホームランに居合わせてしまった。もともと小柄ながらパンチ力があることは知っていたけど。個人的にこういう地味なタイプの選手がわりと好きだし、巨人からやってきたということもあって余計に応援しているのでうれしかった。去年は彼が中日戦でサヨナラタイムリー打つのも見たし。

というわけで5月4日の甲子園でのヤクルト戦のチケットも取ってしまった。今年は甲子園で観ることはないかな、と思っていたのだけど帰省がてら…。

それはさておき、東京ドームの売り子ってちょっと特殊ですね。自分から「ビール飲みませんか?」と営業してきたり、頼んでみると「何杯目なんですか?」「阪神追いつきましたね!」などと話しかけてきたりする。阪神の選手のタオルを首に巻いていたりする。

野球場の売り子って基本的に愛想はいいけど、東京ドームでは「なるべく積極的に売り込むべし」という教育を受けているのかもしれない。矢野燿大が掲げる超積極的野球にも通ずる…のかはしらんけど、野球場がある意味のキャバクラに見えてくる。そこかしこで脂ぎったおっさんが鼻の下伸ばして、娘か孫みたいな女の子とうれしそうに話している。

でもこれからの時代、女性もファン層にもっと取り込みたいならイケメン売り子をもっとそろえてもいいのかもしれない。野球を見に来た女性がイケメン売り子に鼻の下を伸ばす時代は来るのだろうか。最近、望遠ズームレンズをカメラに付けた女性ファンはよく見るけど。