映えない

人生が映えない人間は写真も映えない

木登り猫

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2013年2月3日撮影。

恋人はいないしお金を払ってモデルを雇うのもバカバカしいし街を歩いている魅力的な人に声をかける勇気なんてないので、僕は猫を撮る。

猫は「肖像権の侵害だ」なんて言わないし、基本的にはタダで撮らせてくれる。ただしいつも会えるとは限らないし、近づくとすぐに逃げてしまう。でも実は僕は重度の猫アレルギーだったりするので、このぐらいの距離感がちょうどいいのかなと思ってしまう。あんまり可愛いと連れて帰りたくなるから、お互い適度に距離を開けておいたほうがいいのだ。

 

この写真に映っている木は、今は切られてしまってもう存在していない。この写真を撮ったカメラも、売ってしまったのでもう僕の手元には存在いていない。この猫はどうしているんだろうな、とふと思った。