映えない

人生が映えない人間は写真も映えない

雨の銀座とaftersun

X100V

有楽町で『aftersun/アフターサン』観た。

エリック・ロメールのヴァカンス映画に不穏な味付けをしたような雰囲気で、ソフィア・コッポラの『SOMEWHERE』も連想したけど、パンフ(デザインはいいけど内容は薄くて1000円)によるとやっぱり『SOMEWHERE』の影響はあるらしい。ただ『SOMEWHERE』よりも自分は『aftersun』のほうが断然好き。

調べるといろいろな解釈があって「なるほどね」と思うけど、なんか映画の考察みたいなのがあんまり好きじゃないんだよね最近。「へーそれはわからんかった」とは思うけど、特にこの手の映画で「あれはああいうことなんだよ」と言い切られると興ざめしちゃうっていうか。

ちなみに『aftersun』の中ではほぼ青空しか出てこないけど、劇伴は雨の銀座にけっこう合っていた。


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それにしても、もはやデジタルビデオのノイズも”レトロ”として消化されてしまう時代なんだなあという…。映画は良いので興味を持った方はぜひ。つまんないと思われても責任は取りませんが。

帰りに、最近たまに行くようになったバーに寄ったら見事にシャッター閉まってた。20時に開店はするとインスタで確認していたのに…日曜だから早く閉めたんだな。まあ余計に金使わなくて済んだ。