発売時に予約購入したので自分はあまり気にしていなかったけど、X-T5その他富士フイルムのカメラや一部のレンズが軒並み供給不足になっているらしい。
ニコンのZ fもずっと供給不足だったわけだけど、自分が「X100VI高すぎるわボケ」とキレてX100Vとの下取りを決めたときには運良くマップカメラに入荷してくるタイミングだった。
だから買いたくても買えないという飢餓感は味わわずに済んでいるわけだが、これまでずっと業界的には「カメラ売れねえ」だったのに、今度は「売りたくても供給できねえ」というのは、なんとも皮肉な展開である。
自分はさすがに「やっぱりZマウント最高や!Xマウントなんか最初から要らんかったんや!」と大鉈を振るうことはできず、ZとXは防湿庫の中で仲良く共存している(厳密にはZとX以外のマウントもあるんだけど)わけだが、フジのあまりの供給不足ぶりにイラつくユーザーがXマウントから少なからず離れてしまうのではないかという危惧もある。
しかしだからといって昨今の「ちょっと調子乗ってるんちゃうかフジ」とも言いたくなるほどの価格高騰に目をつぶり続けるのも(まあ結局買えないわけだからあまり意味ないけど)どうかと思うし、結論としてはX-T5とZ fを良いタイミングで買っておいた俺が大正義ということになる。
Z fはちょっと操作性でいろいろ不便だなと感じる部分はあるものの、X100Vを下取りに出して手に入れたことについてはまったく後悔していないし、反省もしていない。
ところでフジといえば、こっちのフジもどうするんだろうね本当に。