映えない

人生が映えない人間は写真も映えない

都市と駅

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Nikon New FM2/T + Kodak ColorPlus 200

川西池田駅(JR)と川西能勢口(阪急)は歩いて数分の距離。実家に住んでいたころは後者を圧倒的に使っていたが、上京してからは前者を利用することも多くなった。

川西池田はあの福知山線が走っている駅でもある。上京後、事故を知って驚いたものだった。自分があの時間帯のあの電車に乗っていた可能性だってあったのだ。

ただ、もともと自分は川西能勢口とか阪急のほうが、川西池田やJRよりも好きだった。東京に住んでいる人にイメージを伝えるなら、川西能勢口がある阪急宝塚線は、今自分が利用している東急東横線に近いと言えばなんとなく雰囲気を察してもらえるのではないかと思う。川西能勢口ベッドタウンのイメージで、川西池田のイメージは単なる田舎だ(池田市そのものにはあまり悪いイメージはないのだが)。

東急の以前の渋谷駅は阪急梅田駅と似ていたから、親近感が湧いたものだった。あの頃の渋谷駅は好きだったけど、新しくなってからは死ぬほど使いづらいし情緒もないし、今でも全然好きになれない。あの安藤忠雄でも、あんなことになってしまうんだという失望が強かった。

こういうのはもちろん古い世代の愚痴なんだろうけど、やたらと高層ビルが建ってしまった今の渋谷はちょっと苦手だ。高層ビルは新宿だけで十分だった(新宿に高層ビルが建ったときも、当時の界隈の人々はそう思ったのかもしれないが)。

◯◯と煙はなんとやら(本来の意味はここでは置いておいて)、というけど、自分は高層マンションも好きではない。もしお金持ってても住まないよ、あんなの。