コンパクトフィルムカメラのCONTAX T2で撮影した写真を載せていきます。
T2の仕様、価格、売ってるところとかについてはいろんなところでいろんな人が書いているのでググってみてください。
ちなみに自分は新宿(と言うにはかなり外れのほうだけど)のCONTAX専門店・極楽堂さんで、同じCONTAXの一眼レフフィルムカメラRXと一緒に購入しました。
↑阿部寛の公式サイトかよ、と思うほどの古い作りがいいですね。さすがはCONTAX専門店といったところでしょうか。
なおT2に装填したフィルムは学芸大学のmonogramさんで買ったKodakのGOLD 200。
↑ちなみにこのお店初めて行ったんですが、いい意味でこじんまりした作りとフレンドリーな接客がよかったです。FUJIFILMの業務用フィルム ISO100(RXに詰めた)、T2とRXのストラップも買いました。X100T用ストラップもここで新調しようかな。
そして、T2での記念すべきファーストショット。
自宅にて。RXを撮ったんですが、見事にピントを外しました。何も考えないで撮った1枚なので、テレビとかその下にあるBlu-rayまで写り込んでます。まあフィルムの1枚目ってほぼテスト撮影なのでこんなものかな。
表参道近く。とにかく早くフィルムで撮りたかったので、あまり考えていない。
表参道近く。やっぱりフィルムって緑の出方が独特だなと思いますね。
ちょっと寂しげなクマが気になって。左のメニューとか入れる必要がなかったなと、今は思う。デジタルだったら撮り直してるでしょうね。
会社で休憩中に。スナフキンのマグカップ、お気に入りです。本当はマグとテーブルとソファのみで画面構成するつもりだったけど、ちょっと背景も写ってしまった。このあたりの失敗もT2ならではといった感じでしょうか。
中目黒駅から。車のテールランプと道路の質感がフィルムっぽい気がします。
三軒茶屋駅にて。デジタルだったら現像でいろいろいじらないといけないけど、フィルムはただ撮っただけでなんとなく雰囲気が出ますね。出てねーよへたくそ、というツッコミはさておき。
同じく三軒茶屋。一度通り過ぎたけど気になって戻って撮りました。犬の顔右半分が影になってしまった。撮ってたときは気づきませんでした。
ちょっと引いて撮り直したけどなんか漂う「これじゃない」感。犬にピントがちゃんと来ていないのもあるし、黄色を入れるにしても「メトロパーキング」「三軒茶屋駐車場」って文言まで入れる必要はありませんでしたね。もしこの文字が英語だったら、さまになるのかもしれないけど。
ところかわって、六義園。紅葉はほぼ終わりかけでしたが、人が多かったです。この写真はかなりもやっとしちゃっています。フレーミングでいうと、池に映ってる人影が切れてるのも良くないかな。この場所の写真はRXで撮ったカットのほうが出来がよかったので、それは後日載せます。
六義園行ったらまあ撮るよねっていう画。でもフィルムだとなんだか特別な気がして、見たときに「あ、思ったよりもちゃんとしてる」って思いました。気合い入れて撮った写真が現像では微妙なこともあれば、その逆もあるのが、フィルムの面白いところです。
1つ前の写真を撮った場所で振り返るとこんな感じ。
新宿御苑。これは下の部分がかなり黒くつぶれていたので、Lightroomでシャドウを上げてます。
でもやっぱり凡庸な写真だな。
会社の近くで。こういうパターンみたいなのを見ると気になってしまいます。
東郷記念館の池。外国人が携帯で写真を撮ってました。鯉がいい感じに集まったタイミングがなかなかなくて難しかった。
鯉がいなかった場所で。これ、肉眼で見てちょっと気になったから撮ったんですけど、いい写真かどうかはともかく、ちゃんと雰囲気が捉えられてて驚きました。デジタルだと「いいな」と思って撮っても「間違いじゃないけど、なんか違うんだよな」となりがちなんですけど、フィルムは大きな間違いをしない限り「目と脳で見た風景」が刻める気がします。デジタルは「目」で、フィルムは「目と脳(空気、記憶?)」を写すって感じ。だからデジタルは現像で「脳」の部分を足すんだけど。
東郷神社。
これも東郷記念館そばですが、古めかしい建物のすぐそばにこうした現代風の硬質な建物があったのが面白くて撮りました。これもファインダーのぞいてたときは「どうかなあ」と思ったけど、やっぱり撮ってよかった。強いていえば上の背景はカットしたかったかな。
さて、このあたりでT2は置いておいて、次回の記事ではRXと業務用フィルムで撮ったほうの写真を載せようと思います。カメラやフィルムを選ぶときに参考にしたブログ、現像をお願いしたお店についてもそちらで触れようと思います。