映えない

人生が映えない人間は写真も映えない

眠れないので反省会

昨日は行きつけの飲み屋での鍋パーティーだったんだけど、人が多すぎて疲れてしまった。

狭いスペースに20人ぐらいの人がひしめき合い、酒も入るので声が大きくなる。それに負けないように声を張ろうとするけど、もともと声が通りにくいので、自分自身に対して「何言ってんのか聞き取りにくいぞ」と思ってしまう。飛沫も飛ぶだろうし。

あと前にも書いた気がするけど、こういう大人数での飲み会的なイベントっていつも翌日にいろいろ後悔する。「酒の勢いでつまらないことをべらべら得意げにしゃべってしまった」とか「若くてきれいな女性と話すとき、ついうれしそうにしてしまった。キモい」とかいろいろ。

人数が多いと、やっぱりどうしてもポツンとなる。そこら中にできている小さな集団に積極的に入っていけるほど話がうまいわけじゃないし人気者でもないので、酒持って1人でバカみたいに突っ立つことになる。これじゃ街コンに行ってた時期と同じじゃないか。

みんなよくあんな大人数の飲み会で無難にコミュニケーションできるなと思う。そういうスキル、どこで身につけたんだろう。

でもよく考えたら、高校のときはそういう集まりにほぼ行かないタイプだった。クラスに仲良いやつが数人いても、そいつらを含めた大人数で行くボウリングみたいなのには不参加、みたいな。なんだ、高校のときのほうが楽に生きてるじゃないか。

今回もいたけど、おじさんたちが多い中でこの会に参加してる若い女性、本当はあまり気が進まないんだろうなと思う。でもいろんな損得勘定の結果、参加して「それほどは楽しくないけどまあここは楽しいと思うことにしておこう」みたいな、いわゆる「大人な態度」で臨んでいるのだろうか。そんな中で僕のような退屈な中年と退屈な会話を笑顔で交わしたりするわけで、本当に頭が下がる。

こういうことがあった翌日、家で1人で自分に対して「あー!」とか「死ね!」と言っている。いや本当の話。怖いので実際に死んだりはしないし、他人に「死ね」と言われたら嫌な気持ちになるだろうけど、たまには自分で自分に「死ね!」「クソが!」と言っておきたい。他人に言ったらモラハラだけど、自分に言うときは叱咤の一種として機能する。反省しろ俺!