映えない

人生が映えない人間は写真も映えない

変な時間に目を覚ますとなぜ余計なことを考えがちなのか

f:id:q050351:20220531070701j:image

ひどい夢を見て早朝に目を覚ました。

実家暮らしなのに(実際は親元離れて一人暮らしです)風俗嬢を家に呼んでしまい、その子がシャワーを浴びている間に、帰ってくるはずじゃなかった母親が帰ってくることになってあたふたする、という夢だった。

これはひどい夢だ。「悪夢」と言うには滑稽すぎる。だから「ひどい夢」にカテゴライズされるべきだと思う。

そしてこのひどい夢で目を覚ましてからなかなか眠れない。

変な起き方をすると、だいたいの場合、余計なことを考えてしまう。昨日、それまではすんなり通っていた経費精算で経理担当から質問され、はっきりとは言わないまでも「私の仕事を増やすな」というバッドムードを感じ取ってしまったことなんかを思い出す。

そういう細かいことから始まって、いちいち過去に起きた不愉快な出来事をなぜか反芻してしまい、ネガティブのループに入って余計に眠れなくなる。きっかけは「家に風俗嬢呼んで親にバレそうになる」というしょうもない夢なのに。

この「家に風俗嬢呼んで親にバレそうになる」という夢の背景には、なんらかの深層心理があるのかもしれない。フロイトなら何と言うだろうか。

幸い、今日は遅番だ。「まだあわてるような時間じゃない」と仙道も言っている。雨は降っているけどゴミを出す日でもないからゆっくりできる。眠れようが眠れまいが今日一日をまた生きるだけだ。何をどうしようがそのうち人生も終わる。「まったくひどい夢だった」と死んでから思うような、滑稽な人生が。