映えない

人生が映えない人間は写真も映えない

京成立石〜押上〜浅草

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京成立石に行ってきた。いかにも下町という風情で、いつ両さんが飛び出してきてもおかしくない、そんな雰囲気なんだ。素人はすっこんでろ、という感じだっだった。

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こういう場所があるのだが、営業してるんだかしてないんだかよくわからない店が多い。

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ここで撮っていたらおじさんがやってきて左の店に入っていったので、まあ営業はしているんだなと思った。なんとなく、こういう店のほうが味はよさそうな気がするのだがどうなのだろう。ここ以外にももつ焼き屋などがあり入りたかったのだが、昼間から酒を飲むのもアレなので自重した。

 

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本来の目的は猫である。東京で一番猫を多く見られる街ということでだらだらと歩いていたら、どこからか鳴き声が聞こえ、ふと見ると↑の猫だった。鳴いているから呼んだのかと思いきや近づくと警戒する。35mmという焦点距離はかなり近づかなくては被写体がちゃんと映らない。この写真はギリギリまで近づいた結果である。これ以上近づくと手が後ろに回る可能性がある。

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この猫も非常に警戒心が強かった。

 

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この猫は警戒心なさすぎ。

 

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ところどころにこういう意味のわからないものがある。思い出したのは自分が生まれた兵庫県尼崎市である。

 

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しばらく歩くと川に出た。雲ひとつない空を白い鳥が飛んでいたが、35mmレンズでは小さすぎてゴミにしか見えない。

 

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迷ってから、押上に行った。ドラマ「東京センチメンタル」に出てくる場所を制覇しようというちょっとミーハーなことを考えている。ところでドラマの主人公の久留里さん(吉田鋼太郎)はライカを使用しているのだが、彼がどんな写真を撮っているのかはいつもわからない。

 

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歩いて浅草に行った。浅草には元彼女……いやなんでもない。

 

改めて35mmが難しいということを痛感した。いつもにもましてどうでもいい写真を撮っている気が……。

しかし某海外サイトでは、「35mmレンズだけを半年も使い続けていれば、そのうちファインダーを覗かなくてもフレーミングが頭の中で瞬時に浮かぶようになる」と書いてあったので、鵜呑みにしようと思う。